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ご冗談でしょう、ファインマンさん―ノーベル賞物理学者の自伝〈2〉

ご冗談でしょう、ファインマンさん―ノーベル賞物理学者の自伝〈2〉
リチャード P. ファインマン

定価: ¥ 1,995
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人気ランキング: 287899位
おすすめ度:
発売日: 1986-07
発売元: 岩波書店
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R.P.ファインマンは1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者である。こう書くと「理数系が苦手」な人は逃げ出したくなるかもしれないが、そんな人にこそ本書を手にとっていただきたい。 本書は20世紀を代表する天才物理学者の自伝ではない。R.P.ファインマンという人生を楽しむ天才から我々への贈りものである。
「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」といつも言っていた(下巻訳者あとがきより)。 「なぜだろう?」といつも好奇心いっぱいの子どものように世界を見て、いったん好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求する。彼は一切の虚飾と権威を嫌い、相手がそれをかさに着ているとみるや容赦しなかった。それは、そのような態度が、楽しいはずの真実の探求を邪魔する厄介なものだったからである。 上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されている。どの時代においても彼はその状況を最大限楽しみ、そして、決して流儀を変えなかった。
自分が理系か文系かなんて関係ない。もし少しでも本書に「好奇心」を持ったなら、ぜひ一読をおすすめする。(別役 匝)

ノーベル物理学賞受賞者の思い出話
すぐれた頭脳を持つ人は、幼いときから光っていて、大器晩成なんてことはあまり無い。ファインマンさんは、好奇心も強いし、一度学んだことの他への応用が上手。学んだこととは、学術だけでなく当然日常生活や女性への対応も含みます。27歳くらいでコーネル大学の教授になっていますので、学生か院生と当然間違われたりします。原爆研究のマンハッタン計画で、ロスアラモスで働いていた頃のエピソードとしては、いかにロックをキー無しで開ける研究をしたかということで、感傷は見えない。この本で階層社会というのがよく分ります。頭脳の良い人は、その人たちで階層が出来ているようです。今後、日本も余人をもって代え難い人とそうでない人とではどんどん格差が開いていくでしょう。訳がちょっとこなれてないかなと感じた部分もありました。

下巻の方が上巻よりずっといい
ファインマンさんは好奇心旺盛で、絵画、太鼓など打楽器、トップレス
クラブ、美人、精神体外脱出などに興味があります。でも理論物理が一番好きです。

風俗のマッサージパーラーが1950年頃の米国にあって、そこで働く女性の
表情を諦め顔に描いたら、女性たちからホントはその通りかも知れないけ
どもっと楽しそうに描いてと言われたこと、日系ブラジル人の話ではソロバンは
算数であって数学は出来ないことなどのエピソードが記載されています。

私が一番好きだったのは最後の章カーゴー・カルト・サイエンスです。
彼が疑似・似非科学をいかに嫌っていたかわかります。
彼は科学を志すものに対してニュートラルな立場で自分の
理論に適合する結果、しない結果ともに発表する科学的良心、
潔癖さを求めています。

今年は京都大学教授の山中伸也氏がiPS細胞(人工多能性幹細胞)を創出
しこれは世界各国でその再現性が確かめられています。ソウル大学教授の
黄禹錫氏がES細胞(胚性幹細胞)捏造事件でアジアの研究者の質を疑われ
たところですが、汚名挽回に寄与してもらいうれしく思います。

この本に人生を振り回された
懐かしい。
私が初めてこの本を手に取ったのは、中学生のときだったか。
憧れと同時に反発を感じたのを憶えている。
その後、迷わず物理学科に進み、現実を知った。
「あのとき、この本さえ読んでいなければ…」と
深く考えずに将来を決めてしまったことを後悔したし、
「嘘八百を並べやがって」とファインマンを恨んだこともあった。
この本を素直に笑って読めるようになったのは、つい最近のことだ。
そしていま、言うべきことはただひとつ。
「ご冗談でしょう!ファインマンさん」

やりたいこと、好きなことを徹底的にやる!
いくつになっても好奇心でいっぱい!
ファンキーな物理学者ファインマンさん!
「やりたいこと、好きなことを徹底的にやる」
っていう姿勢を生涯貫いているのがかっこいい!

・物事は暗記ではなく、理解することによって学ぶ
・人がどう思おうと、ちっとも構わない
・驚異の心をもたない人間は、消えたろうそくも同然だ。
・とにかく何かにアッと驚き、なぜだろう?と考える心を失わないこと。
 そして、いいかげんな答えでは満足せず、納得がいくまで追求する。
 わからなければわからないと、正直に認めること。

下巻+「困ります、ファインマンさん」まで
一気に読めます!!



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